SPECIAL企画
グラツー・インプレVol.2
初代BMWミニ
■第4回クセの多いCVTには要注意
スロットルペダルはBMWお得意のオルガン式(フロア部分を支点として動くもの)で、特に重いというわけでもなく扱いやすい物なのだが、ちょっとでも動きが渋くなってくるとやっかいになる。
事実テスト車両も若干スムーズさに欠け、コントロールに気を遣ってしまった。
とくにCVTだと、免許を取ったばかりの初心者ではギクシャクした運転になってしまうかもしれない。
タコメーターを見ると、5500回転からレッドゾーン表示で8000回転まで目盛りが振ってある。
アイドリングは950〜1000回転前後。
そして時速40km/hで1900回転前後、時速100km/hで2500回転前後だった。
エンジン音はかなり抑え込まれ、かなり防音材が組み込まれているのが解る。
ただ、無断変速でありながらワザと"段"を付ける設定。
スロットル開度にエンジン回転が直結しているような、電気モーターのような独特のフィーリングかと思いきや、いわゆる一般的なトルコン式ATと同じような、ギアが切り替わりシフトアップしていくようなセッティングなのである。
それからマニュアルモードも確かめてみたが、6000回転前後までは引っ張れるものの、それ以上になると自動的にアップしてしまい、ドライブレンジとなんら変わらないのはちょっとガッカリ。
ちなみにマニュアルモードは6速。
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