SPECIAL企画
グラツー・インプレVol.1
ルノー・メガーヌ1.6(AT)
■第9回ウエットでシャシー性能を確認
美並で初めての仮眠。
が、フロントウインドウを叩く雫の音で眼が覚めた。
3日目は雨。果たして、ドシャ降りの高速でもメガーヌの操安性は揺らぐことはなかった。
足下はコンチネンタルのプレミアムコンタクトながらまずまずの直進安定性。
トラクションの掛かりも十分で、ドライではちょっとペースを上げるとコーナーでは鳴きっぱなしながら、ウエットでこの挙動なら悪くないのではなかろうか。
滑り出してからのコントロール性もいいし。
弱アンダーステアに躾けられているメガーヌとの相性もまずまずである。
それからワイパーはちゃんと右ハンドル用に仕立ててあって、拭き取り面積も及第レベル。
しかも動きがオーケストラの指揮者のように、機敏だけどなめらかに動く様が印象的。
ただ、リアウィンドウは独特の形状をしている関係で、拭き取り面積が限られてしまうのが玉に瑕。
汚れやすい形状ゆえ再考の余地あり、かも。
結局、別件の取材を終え中央高速で東京に舞い戻ってきたのは深夜11時過ぎ。
そして気になる3回目の燃費は15.4km/L。
トータルでは1706km走って136L、12.5km/Lというもの。
Cセグのテンロクとしては少々厳しい数字となった。
前回テストしたMTモデルと較べても約20%のダウンである。
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