SPECIAL企画
グラツー・インプレVol.1
ルノー・メガーヌ1.6(AT)
■第4回より扱いやすくなった操作系

ブレーキのフィーリングも変わった。
全開走行時は多少甘くなるものの、普通に使う分にはノーマルパッドで十分だと感じた前回。
しかしオーバーアシスト気味で、慣れるまでは微妙なコントロールに気を遣ったのだ。
ところがマイチェンを受けた後期モデルは、利きはそのままながら違和感のない仕上がり。
しかも止めるブレーキと曲げるブレーキの使い分けも上々。
これなら初めて乗る人でも、意表をつくカックンブレーキにびっくりすることはないだろう。

それからフライバイワイヤのスロットルはスムーズで、ペダルの角度も悪くない。
たとえば高速道路で長時間巡航するような、一定量で踏みつづける場合でも足首は痛くならない。
もともとドラポジ自体が悪くないこともあって、右ハンドル仕様は若干中央にオフセットされているものの許容範囲だし、アップライトに座らせるのも想定内。
個人的には一番下に座面をセットしてもまだ50mmは下げたいところながら、普通の人が普通の使い方をした場合は、このあたりがちょうどいいのではなかろうか。
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