SPECIAL企画
グラツー・インプレVol.1
ルノー・メガーヌ1.6(AT)
■第3回年々変更を受けるATプログラム
まずはすっかり日の暮れた国道1号線を西へ向けてひた走る。
と同時に最初の給油。長時間の渋滞のあと撮影でガンガン走るという状況下での燃費は、9.2km/Lというもの。
予想通りの結果。
ストップ&ゴーが延々とつづく。
で、じっくり操作系をチェック。
4ATは不評をかっていた例のAL4。
比較的ポジションキープする味つけのトランスミッションだ。
と言いつつ年々チューニングを変えているようで、出始めのころと較べるとずいぶん日本人にも馴染みやすい物になっていると感じる。
そう、シフトショックがやわらげられ、早めにトップに入るようなプログラムなのだ。
もちろんトルコンATにどっぷり浸かった日本人に多い、パタパタとスロットルのON/OFFを繰り返す運転にもなんとか合わせてくれる。
ちなみにどうしても自分のタイミングでシフトチェンジしたいというのなら、レバーを左側に倒してマニュアル操作すればいい。
その方がいくぶん燃費も良くなるはず。
それにステアリングでパドル操作できたらなお良かったのに、とも感じた。
喜ぶのは日本人だけかもしれないけど、日産関連メーカーから安く買えばいいのだから。
1300kg近い車両重量のため、出足はお世辞にも活発とは言えない。
しかしいったんスピードに乗ってしまえば、不自由を感じることはないだろう。
前回、テストコースで180km/hオーバーの巡航が可能なことを確認済みである。
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