SPECIAL企画
グラツー・インプレVol.1
ルノー・メガーヌ1.6(AT)
■第2回1000km乗って初めて見えてくる物
「トビラのイメージ撮った、詳細写真撮った……。よし、そろそろ出かけようかな」ひと通りの撮影を終え、ワタシは西へ向けて旅支度。
東京は深川を出発点に、今は最初の舞台である箱根越え。
いつも「数10分乗っただけじゃ本当のことは解らないんじゃないかなぁ、せめて1000kmくらいは走ってみないと」と公言しているワタシ。
クタクタになるまで走って、いい加減イヤになるまで乗って、そこまでいって初めて見えてくる物がある。
というわけで、今回はマイチェンを受け後期型となったルノー・メガーヌ1.6(AT)を長距離テストに連れ出そうというのだ。
東海道から伊勢をまわって奈良&京都、帰りは中山道をしずしずと。
松尾芭蕉翁の『野ざらし紀行』よろしく、1700kmの旅に出かけたのだった。
ここでメガーヌ1.6の簡単なおさらい。
クリフカットにも似たリアウインドウ処理が斬新な現行モデルがデビューしたのは2002年。
そして日本導入は04年1月から。
ユーロNCAP5つ星という衝突安全性や、秀逸なシャシーの基本性能+電子デバイスをもつ。
また2006年末にはマイナーチェンジを受け後期モデルに。
ちなみに1.6は113psのパワーと15.5kgmのトルクを発生する直4エンジンを搭載し、全長×全幅×全高は4240×1775×1460mm、ATモデルの車両重量は1290kg、最小回転半径は5.2mといったデータ。
価格は4ATが250万円、5MTが240万円(07年12月5日現在)。
そう、皆さんもご存知の、世界中のCセグハッチのベンチマークとされるVWゴルフの最大のライバルなのである。
BACK
SCOOP |ざ・総括 |REGULAR企画
NEWS |編集部blog
SPECIAL企画 |クラッシュファイル
TOP
© MOOK HOUSE