ざ・総括
■トヨタ・プリウス
オススメ度★★★

「優等生」の二面性


自動車市場の冷え込みとは裏腹に、新型プリウスは好調に受注を伸ばしている。
5月18日の発売前から販売店は動き始め、最初の店頭発表会も最近にない集客だった。
受注はすでに18万台を超えており、6月末の発注分は納車が2月になるという「半年以上待ち」の状態である。
先代モデルはプリウスEXとして併売されており、法人需要中心にこちらも売れている。
とくに販売店ではタクシー需要の掘り起こしを進めており、クラウン・コンフォートの代替として受注を伸ばしているという。
元祖ハイブリッド乗用車として、市場では神格化されつつあるが、3代目の出来について本誌評価陣は「及第点」との判断である。
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