昨年10月15に発表、11月20日から国内販売が始まった「iQ」は、発売後1カ月間で8000台を受注した。自動車販売が低迷する中にあっては月間販売目標2500台の3倍を超える受注は健闘と言える。カー・オブ・ザ・イヤーとグッドデザイン大賞のダブル受賞がどれくらい注目度アップに効いているかはわからないが、たしかに一般ユーザーにとっては「新しい小さなクルマ」に見えるようだ。しかし、実物のiQに触れ、乗ってみた本誌評価陣は『これはトヨタが喧伝するようなプレミアム・コンパクトではなく、工場出荷価格27万円(10万インドルビー)を目標に開発されたインドはタタ・モータースの「ナノ」への対抗馬だ』と結論づけた。その理由は…
BACK