日本市場でのシトロエンのラインナップが変化した。コンパクトなC2とC3は姿を消し、ベーシックラインはC4/C4ピカソになった。C4の3ドア版でMT仕様だったVTSも消えた。ミドルレンジのC5は新旧モデル併売、それと最上級のC6というラインナップだ。シトロエンの輸入元がプジョー輸入元と合体されプジョー・シトロエン・ジャポンになったことで、互いに競合しないモデルミックスにするという狙いだろうか。今回取り上げるC5は、C6に続いてシトロエンらしさにあふれたモデルであり、本誌評価陣も「クルマの価値観がひとつではないことを再認識する秀作」と高評価である。しかも「万人向け性格も備わった」と。
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