最近、フォルクスワーゲン(VW)の販売促進活動が活性化している。都内関係者のほとりは、「カローラ系列などの出資でDUO店が成り立ったころに比べると、独立法人になってから状況が変わった」という。
「ここ数年、DUO店の新設が活性化。店舗リニューアルなどのコストはトヨタディーラー系列が負担しています。つまり、トヨタがVW車の販売に力を入れているのです。」
その背景には、ヴィッツやヴォクシーといった低価格を打ち出す車両、つまり低収益車が売れる傾向にありあまり儲からなくなったことが上げられる。そこで、収益の窓口を広げる意味でVWに力を入れているのだという。日本最多販売輸入車のVW、そしてレクサスとトヨタ。この3ブランドで国内販売を牛耳る構図も見えてくる。
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