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横山弁護士のX流法律のツボ
Q: 交通事故後に警察が行う実況見分で注意すべき点

実況見分の記録がずさんなためにあとあと困ってしまうケースが少なくない。たとえば保険会社と賠償交渉の際や、交渉がまとまらず裁判になった際である。果たして何が原因なのか?

A:記憶をたどり妥協せず正確な説明をし、供述書は自分の目でしっかり読むこと!

実況見分とは警察が事故現場の様子や事故の発生状況を明らかにするために行う捜査活動のことである。で、この実況見分がいい加減なため、あとあと面倒になることが多いのだ。たとえば警察官が誤った測定をしてしまったり、思い込みにより関係者に押し付けたり、逆に関係者が警察官に気を遣って迎合してしまう、などである。そうならないためには落ち着いて記憶をたどり、妥協せず正確な説明をした上、警察官のまとめた供述書は署名する前に熟読、そして誤りがあれば訂正を申し入れそれが受け入れられなければ署名しないことである。
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