ラオス人はやたらに酒を飲む!
ラオス南部のサヴァナケットからパクセーへのバス道中四時間、ラオス焼酎のマムシ漬けを作っているおっさんの家によってしこたま飲まされたうえ、ビール工場見学でせしめたビールのケースを、七人ほどで丸ごと空けるはめになり、しかもついた晩も死にそうなほど飲まされる。
翌日はもう頭痛ガンガン、朝飯で喰った地元うどんのスープが死ぬほどおいしく感じられ、飲み干してもまだ足りずに、はたと思いついておかゆの重湯に塩を五さじほどぶち込んでそれをひたすら飲んでおりましたが、もう塩味がとんでもなくうまい。
最後には皿に塩を盛ってガバガバ喰うと、頭痛が急激におさまる。
前日から酒を飲んで、酔い覚ましに水を大量に飲んで排泄を繰り返しているうちに、どうやら塩分を大量に失っていたらしい。
その日はミネラルウォーターに信じられないくらいの塩を入れて飲み続けていましたが、夕方五時頃にやっと、それが死ぬほど塩辛いだけでうまく思えなくなって、からだが復調した模様。これがあと三日続くのか…