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[2010/1/14]
■高速道路渋滞 やっぱり年始に集中。

NEXCO各社がまとめた年末年始期間における高速道路の交通状況調査によると、期間中、10km以上の渋滞が195回(平成20年度150回)、30km以上の渋滞が18回(同11回)だった。
http://www.c-nexco.co.jp/info/traffic/traffic_display.php?id=1607
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期間中の交通量は平成20年度に対して1.06倍にとどまる1日あたり3万8800台(300台増)だった。
別表を見ても分かるとおり、渋滞はほとんどが「1000円高速」を実施した1月1日から5日に集中していることに注目しよう。年末に値下げしなかったことにNEXCOはどんな言い訳をするのだろうか。結局、渋滞を意図的に年始に集中させたとの印象はまぬがれない。
政府はわずか1000億円で高速道路無料化実験を行うこととしている。道路も作る、ETCじゃなくても割引をする、NEXCOも残す、独立行政法人も温存するでは、マニフェストを信じて、民主党政権を作った国民に言い訳できまい。
写真の1月5日の自動車業界主催の賀詞交歓会の席上、出席した直嶋正行経産大臣は「(暫定税率廃止を)まだあきらめていない」主旨の発言を記者に行った。
マニフェストは彼が政調会長時代に策定したものだ。もちろん直島氏がトヨタ出身者であることもみんな知っている。
今後の対応を今少し我慢強く注視していくことにしたい。
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