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[2009/12/17]
■ムダを削れず暫定税率維持なのか?

昨日からの報道によれば、民主党から政府への要望として、重量税の国税部分の暫定税率のみ廃止し、暫定税率の大半を占めるガソリン税の暫定税率部分は廃止しないのだと言う。


もし、これを反映した形で政府案が決定されるとなれば、完全にマニフェスト違反である。声の大きな人たちや業界、あるいは地方自治体の意見に配慮した結果、大したムダの排除もせぬまま、税収不足に屈する形で、課税根拠が最早失われている暫定税率が維持される。
高速道路無料化もスピード感は鈍り、高速道路建設も旧道路公団式で建設のための借金の利子を税金で補充らしい。何やら,新政権は時計の逆まわしをやっているかのようだ。有権者の大多数である「サイレント・マジョリティ」をなめているのか。


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