12月24日にタント・エグゼが発表された後、ムーヴ、ムーヴ・コンテ、タントの一部改良が実施される。
その価格がわかったのでお伝えしたい。
タントはCVT/2WD車の燃費が改善されて待望のエコカー減税(50%)に対応。また、特別仕様車に採用されているブラウンのシート表皮(写真下)が全車に拡大展開されるという。
最廉価のLグレード(4速AT)は108.15万円(税抜き103.0万円)から108万5000円(103万3333円)に改定される。
CVT搭載のXグレードは121.8万円から128.0万円に値上げされるが、これは電動スライドドアやドアミラーウインカー、特別仕様車に採用済みのシルバー塗装ドアハンドルが加わるため(ただし、オートエアコンはマニュアル仕様に変更)。
この価格アップに伴い、新たにCVT搭載のお買い得モデルXスペシャルが登場する。税込み価格は117.5万円。
アジャスタブル・パック(チルトステアリング、運転席シートリフター、上下調整式運転席シートベルトアンカー)が加わるXリミテッドは132.3万円から133.5万円に価格が上昇する。
ムーヴはXグレードと最上級のXリミテッドが廃止され、XスペシャルとX-VSII(ツー)が新たに加わる。
Xグレードは105.0万円に据え置かれ、Xスペシャルは現在販売されているXより6万円ダウンの113.0万円で売り出される(キーフリーシステムが省かれる)。
また、X-VSIIにはオートエアコンが追加され、現行X-VSより2万円高の122.0万円に設定される。
ムーヴ・コンテは税込み価格が区切りの良い数字になるよう、値段の微調整が図られる。
エントリーモデルのLグレードは103.95万円(税抜き99万円)から104.0万円(同じ99万0476円)に、最高峰のXリミテッドはGグレードに改名されて128.1万円(同122.0万円)から128.5万円(同122万3810円)に仕切り直される。
現在119.0万円で販売されているXスペシャルはXグレードにネーミングが変更され、同価格のまま販売される。
気がかりなのは環境性能の退化で、現在CVT搭載の2WD車は75%減税、4WD車は50%減税に適合しているが、変更後2WD車は50%減税、4WD車は減税が受けられなくなる模様。いったい、何が起こるのだろうか!?