編集部blog
[2008/2/12]
■今度は「燃費向上」のウソ発覚

先週末、公正取引委員会がソフト99コーポレーションなど19社に対して、「燃費が向上する」などと標記して販売していた商品に係る表示が、景品表示法に違反するとして、排除命令を出した。
雑誌の編集をしていると、とくにカー用品の「燃費が良くなる」「ボディのツヤが半年続く」「エンジンの出力がアップする」など、「ホントかなァ」と思う商品がたくさんある。各社はおそらく科学的な客観データをもって、こうした消費者の購買意欲をそそる商品を出し、表示をしているのだろうが、図らずも今回の排除命令で、その内容が結構あやしいことに気づかされてしまった。
「毒入り餃子」を例に持ち出すまでもなく、消費者のメーカーに対する信頼が大きく揺らいでいる。商品の特徴、品質について、消費者はいちいちチェックすることができないこのだから、メーカー側は、よくよく責任をもって「まがい物」を市場に出さないようにしてほしいものだ。「売らんかな」の姿勢では、結局長く市場の支持を得られないことは、歴史が証明しているのだから。

詳細はパソコンから下記のアドレスにアクセス。
自動車の燃費向上等を標ぼうする商品の製造販売業者ら19社に対する排除命令について/公正取引委員会
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/08.february/08020801.pdf
※上記URLをメールで送る。
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