今年の秋のパリサロンで登場すると言われている、次期Z4。Z3の後継として、2002年にデビューを果たし、今回のフルモデルチェンジで2代目へと進化する。
デビュー直前ということもあり、情報確定の意味を込めて今一度、その走るシルエットを確認してみると、やはり基本的にキープコンセプト。BMWですら直6からV6へのスイッチを図っているが、やはりこのロングノーズは直6ゆえ。フロントヘビーになりそうなものだが、そこはBMW、コーナーの動きを見る限り、不安はまったくない。
擬装も外されており、デザインはこれで確定か。アイデンティティを残しつつも、シャープさを増しているのは新時代のBMWといったところだろう。
ただし、一見するとソフトトップのように見えるが、じつはメタルトップ。この部分だけは未だに擬装しており、作動的なサプライズがあるのかと期待はできる。ボディ剛性確保という点でも、やはりメタルトップは必須だろう。
Z1誕生から20年を迎える年に登場する、記念すべき新生Z4。パリサロンが楽しみである。
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