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住友ゴム、新材料開発技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN」が「第28回日本ゴム協会賞」を受賞

2016.5.25

2016_046_012016_046_02■国内最先端研究施設の連携活用イメージ

 

 

住友ゴム工業のタイヤ用新材料開発技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN」が、「第28回日本ゴム協会賞」(主催:一般社団法人日本ゴム協会)を受賞した。

 

「日本ゴム協会賞」はゴム技術における科学、技術またはその産業分野の発展に寄与し、その功績著名な会員に対して授与される賞。

 

住友ゴム工業独自の新材料開発技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN」は、大型放射光研究施設「SPring-8」・大強度陽子加速器施設「J-PARC」・スーパーコンピュータ「京」の連携活用により、ゴムの内部構造をナノからミクロンレベルまで連続的かつ鮮明に解析しシミュレーションすることで、タイヤの相反性能である低燃費性能、グリップ性能、耐摩耗性能を大幅に向上できる技術。

 

今回の受賞は、放射光X線・中性子・シミュレーションの連携解析により新材料開発技術が、ゴム産業の発展に大きく貢献すると認められたものだという。住友ゴム工業ではこの新技術を活用することで材料開発のスピードをさらに上げ、今後も高性能で経済性と環境性に優れたタイヤを開発するという。

 

 

 


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