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富士重の第3四半期累計決算、過去最高で推移!

2016.2.4

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富士重の第3四半期累計決算、過去最高で推移!

富士重工業の第3四半期累計決算は、売上高2兆4186億円、前年同期比17,4%増、営業利益4357億円、同40.5%増だった。
世界販売台数は71.2万台で、同7.3%増となった。

2015年度通期見通しは、連結売上高3兆2100億円。営業利益5500億円、経常利益5470億円、当期利益4140億円で、年末発表の数字から変更はない。4年連続で過去最高を更新する見通しだ。
営業利益4357億円のうち、自動車事業で4203億円、営業利益率18.5%、その他事業が122億円、同11.1%。
通期の販売見通しは、95.48万台、前年比4.41万台。国内は14.33万台で、同1.94万台減。

質疑応答です。
通期の販売見通しについて。
半期決算時点に比べて、軽自動車、ロシア、中国などがマイナス。国内登録車、北米が上方修正された。

円安メリットを除いても本業部分で増益を確保できるよう取り組んでいる。
通期見通しで、為替は1040億円のプラスだが、原材料安を含めた原価低減が353億円のプラス。
高橋専務は本業部分での増益にこだわっているとした。
為替の円ドルは、1円の円安で100億円のプラス。
前期実績の営業利益4230億円に対して、今期見通しは5500億円。

第3四半期だけで、タカタ製エアバッグのリコール費用引き当て120億円を積んだ。
北米は勢いを感じている。日本も計画通りいける。大きな懸念はしていないが、品質管理費用については気を抜けない。
先行きに悲観的な見通しをもっているわけではない。

タカタがアメリカでサンプル回収しているものから、スバル車で2件、異常爆発がみつかった。36万台リコールを行った。
原因究明により、追加の市場措置をやらねばならないが、現状では今以上の情報はない。
スバル車のタカタ製エアバッグは助手席のみ。


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