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ライフサイクル「PDCA」 防御、検知、復旧、適応で 脅威に立ち向かう!

2016.7.20

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ライフサイクル「PDCA」
防御、検知、復旧、適応で
脅威に立ち向かう!

マカフィーの山野修社長が、就任会見を行った。

デジタルの世界が変化している。ユーザーの環境がドラスティックに変わっている。IoTから得られる情報が膨大になっている。大量のでデバイスと大量のデータがあり、これがクラウドに上がっている。
一方で、セキュリティ面から見ると、リスクが増大してきている。閉じた環境だけ見ていればよかったのに対して。
セキュリティの人材が不足している。62%の組織で人材が不足している。
28万人必要だが13万人不足。2020年には世界で200万人、日本で19万人が不足すると考えられている。
脅威に対する顕在化には90日以上かかっている。発見されてから解決までに1日で済んだのは20%には落ちている。データ漏えいによる一回あたりの平均コストは3.8億円。全世界のサイバー犯罪に対する年間コストは、61.8兆円。世界20位程度のスウェーデンのGDPに匹敵。
対策はアメリカに比べて2年くらい遅れている。昨年12月には経産省が、サイバーセキュリティ経営ガイドラインを発表した。官民一体となって、日本のセキュリティ対策を推進する必要性がある。
今年7月には、経産省と総務省からIoTセキュリティガイドラインver.1.0が発表された。
ポケモントGOは、セキュリティ面で改善が必要。マルウェアを仕込んだ偽アプリが出た。
日常的に利用している郵便事業者からの標的型攻撃、スポーツイベントに関連する詐欺を仕掛けてくる可能性もある。
脅威に対するPDCAサイクル。プロテクト、ディテクト、コレクト、アダプトつまり防御、検知、復旧、適応のライフサイクルを確立する。
インテルセキュリティはオープン化を進めている。脅威情報の共有やセキュリティ機能の連携を推進する。150以上のパートナーとの協業を行っている。また、セキュリティベンダーとも脅威情報を共有。一社では守れない。新しいセキュリティ業界のトレンドになりつつある。

ITからOT、制御系までのセキュリティも重要。OT分野のセキュリティも重要。日本のお客様の信用ナンバーワンパートナーを目指す。
個人ユーザーに対しては、フルデジタル ライフ プロテクション、安心して機器を使ってもらえるような製品、技術を提供していく。

 

セキュリティ部門の売却については、「ノーコメントです」。


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